東山再生フォーラム

 今日、東山動植物園内にある動物会館にて、「第28回東山再生フォーラム」講演会が催され、90名が参加しました。

 このフォーラムは、東山動植物園を「もっと身近に、もっと楽しく、自然とふれあえる場」にしていくために東山動植物園の再生を進め、市民と共に考えるイベントです。

  

 第1部は、水族館プロデューサー中村元氏による「水族館の魅力:施設とプロデュース」、酪農学園大学教授・博士森田茂氏による「行動管理施設管理」、東山総合公園再生整備課企画官上野吉一氏による「動物福祉を実現するデザイン」による3氏の講演がありました。

 休憩を挟み、第2部は㈱アトリエ・ティーエムバーガー(動物園や水族館、博物館、テーマパークなどで擬岩や擬木な造形物の設計・製造を手掛ける会社)の小山奈穂氏を加えた4氏で総合討論も行われました。

 

  

 中村氏の講演では、今までに手がけたサンシャイン水族館、山の大地の水族館、マリホ水族館を例に、その地域、設置場所に基づく奇抜なアイデアで集客し、成功を収めた話をされました。


 森田氏の講演は、牧場における乳牛の飼育環境から、動作、行動パターン、慣習、影響などをお話しされました。

 

 上野氏の話では、行動展示に於いて生態展示は野生に似せることは不可能、展示方法は必ずしも福祉的とはいえない。動物・観客・飼育員の3つの要素に、目を向けることが必要であると唱えていらっしゃいました。

 

 

 

 第2部の総合討論では、参加者との質疑応答も行われましたけど、一部普遍的な質問もあり途中で回答を打ち切る場面もありましたね。

 

 講演会終了後、中村氏の著書「水族館哲学」に署名していただきました。